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August 21, 2008

在宅療養支援診療所のドクター

7月の中旬、母は病気になった。

土曜日の午後4時過ぎ電話が来た。
「お母様がここ数日血圧が上がり、頭痛がすると言って寝ていらっしゃいます。
左目も腫れていて具合が悪そうなので急変したら病院にお連れしていいですか?」

急変って何ですか?エ~~そんなに悪いの?
慌てて「これから行きます」と言うと、
「明日休日診療にお連れしたいのでお聞きしましたけれど大丈夫ですよ」という返事
夜2回ほど電話で話したがすぐ出かけられるようにして待機。

次の日(日曜日)
朝から電話で「これから病院に行きます」と言うので
私も向かいますと言っても逐次連絡を入れますと断られる。
ホームに直行するともう帰って寝ていた。
金曜に診察したホームのDr.は高血圧と頭痛から脳を心配したらしく
その病院で頭のCTを撮ったが異常なしだったそうで眼の腫れには点眼薬が出ていた。
苦しいのか大人しく寝ている母はすっかり小さくなって別人のよう。
スタッフと帯状疱疹じゃないかと話していた私は
点眼薬に拍子抜けだったが、脳は大丈夫との話に一安心。
でも頭痛は続き辛そうだ。

月曜日(祭日)は頭痛がとれないのが心配でホームに行く。
土曜日にホームのDr.が出してくださった鎮痛剤は効かず可哀想でならない。
息子(薬剤師)に聞いたり調べたり、母と同い年のお向かいさんに相談したりしたが
お向かいさんの「家だったら薬が効かなかった時は違う薬を飲むじゃない」の一言で決心がつき手持ちの鎮痛剤を持って出かける。
ホームのDr.に処方を変えてて欲しいと言うのは僭越だと躊躇したが、そうも言っていられない。
ホームのナースはそれでも効かない薬を飲ませようとするので、
「その薬を飲んでも無意味だからDr.とお話したい」とお願いしたら
「私が先生にお願いしてみます」と引き受けてくれた。

しかしそれからが問題だった。
Dr.に連絡がつかない。
在宅療養支援診療所(24時間対応)であるクリニックのDr.が電話に出ない。
2時半から4時過ぎまで連絡がつかなかった。
在宅療養支援診療所だなんて何の役にも立たないじゃないの!!!
緊急時の入院先だって確保していない。
土曜日の電話でスタッフに確認したら「緊急時は病院を捜してお連れします」と言っていたもの。


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August 17, 2008

涼しい

今日は涼しくてとても嬉しい。
今年の暑さには参っていて、気分は悪くなるは、頭痛は起こすは最悪だった。

防衛策として外出時にはドリンク剤を飲み、自宅に居る時は暑いなと感じた時に
早めにエアコンを付け体に負担を掛けない工夫をしてみた。

それでも疲れていたらしくものすご~~く寝坊をしたうえに
ブランチ後は起きていられないくらい眠くて昼寝。
起きたらもう夜の7時だった。

朝息子に「涼しくなったらいろいろやりたい事があったんだけれど
突然涼しくなると何にもできないものね」というと
「脳が認識できないんじゃない」と返された。

古いPCみたいじゃないか。
ヴァージョンアップは難しそうだ。

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気になる事もあり

現在のホームの担当者はキラキラした眼を持つお兄さんだ。
初めて会ったとき、眼の輝きがいつまでも続くようにと思った。
とても熱心でケアの計画など、細かく話してくれる。

でも母の部屋で彼を見ていると何となくひっかかる。
口の利き方や素振りがフレンドリーよりも横柄にうつる。
何でだろうな感じのいい人なのにと疑問だった。

帰りがけに「この前のカラオケ、楽しかったらしいわよ」と声をかけると
「ヘー憶えていたんだ」と言ったので引いてしまった。
彼は母を見ていない。
アルツハイマーの老人とだけ認識している。
だからアルツハイマーの周辺症状等読んで、記憶障害があるから
憶えている筈が無いとたかをくくっている。

年相応に忘れっぽいけれど半月前に私が言った事だって覚えている。
「今度スカート作ってくるね」と言って帰ったら
逢うなり「持ってきた?スカート」と聞かれた。
私はすっかり忘れていたのに。
ジェロのCD「カバーズ」も持って行った。
母は見るなり「おばあちゃんが日本人よね、彼は品がいいし上手だから好きだわ」と言った。

母はそのスタッフの事を
「子供みたいな顔した子でしょ」
「この間カラオケ行ったのよ、軍歌歌うPさんとここのスタッフ2人と。
もう訳のわからない今の曲ばかり歌うの。イヤーね」
良く憶えているじゃないの。

老人のお伴でカラオケ行ったのならナツメロ歌って欲しいわ。
お仕事なら尚のこと。
ジェロでも聞いて勉強してくださいね。

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August 16, 2008

洗濯の話

この間書いた洗濯の話を何人かにしてみた。

ハトコは妄想の強くなった母親を療養型のホームにお願いしていた。
彼女はケアをお願いしたのだから全てお任せしたという。
それでも仕事休みの週末に出かけていくと持ち込んだ衣類はどんどん姿を消し
見たこともないものを母親が着ている。
「それ、誰の?」と聞いても母親は「私のよ」と言うので埒があかない。
ホームに言うと「そうですか、捜しておきますね」で終り。
行方不明になった衣類は出てこなかったという。
彼女の話は「そうこうするうちに、母はつなぎを着せられちゃって・・・」と続く。
拘束服?・・辛いことを思い出させてしまった。

お向かいさんは義兄の話をしてくれた。
「義兄さんの入ったホームは衣類を持っていかなくていいのよ」??
「あちらで用意してくれたものを皆着ているの」
パジャマではなかったそうだけれど、そういうホームもあるのだろうか。
お義兄さんはアルツハイマーだった。
そして私の話には「見ぬもの清しよ、そんなもんじゃないの」という感想。
そしてホームなんて入るもんじゃないという話に進んでしまう。

コメントいただいたygraciaさんもホームの洗濯についての疑問を以前書いていらした。
若く元気だったころには決してそんなもの着る筈も無い人が
薄汚れたものを着せられている。
それに気が付かないのか、気が付いても諦めているのか。
どちらにしても哀しいし悔しい。

だんばらさんの書いてくださったホームの様子も情けない。

何故自分がされたら嫌なことを平気でやるのだろう。
そこに想像力は働かないのか。
洗濯のことなんて命にかかわるものではないし、と思っているのかもしれない。
だらしの無いケアは双方の精神が病んでいくと思うのだけれどね。

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August 12, 2008

嫌なこと

母が3週間もお風呂に入らないというので
ホームに行ってきた。
間が悪いことに玄関近くでスタッフとトラブッている所に到着。
それでも何とか入浴することになり、母がお風呂場に入ると同時に
着ていた衣類を回収して洗濯場に直行した。

洗濯機を回しつつ、乾燥機から取り出した洗濯物を畳む。
そのまま傍らの篭に入れておいても良かったのだけれど
何となく畳んだらおかしな事に気が付いた。

洗濯物はレノマのミニタオル(これは縁に白い花のアップリケがついた優美な物)をはじめ、
いろいろな人の名前が付いたバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、ホームのバスマットまでが混在している。

確かこのホームはご入居者様のお洗濯物は各々洗濯ネットに入れて
別々に洗いますと入居時の書類に書いてあったはず。
そんな思いで眺めていると、スタッフがやってきて
「すみません」と篭を抱えて持っていく。

私が声をかけるが聞こえないふりをして?
凄い勢いでスタッフルームに向かう。
負けずに走って肩をたたき、
「いろんな方のお洗濯物を一緒に洗うの」と聞くと
「これはタオルだから」って。

この人に言っても無駄なのでやめたけれど
足を拭くものと顔を拭くものを一緒に洗うのは非衛生的ではないですか。

最近母のお洗濯をお願いしてから感じたことは
ソックスは色が同じだけれど柄が違うものが1足に組まれて引き出しに入っている。何足も。
母のものばかりではないから片方はどこへいったのか、他の方は困っていないのか。
普通違う柄を組むのは気持ち悪くないのだろうか。

昨年買った超長綿のニットドレスは同じものと判らないほど
色褪せぼろぼろになっている。
どうやって洗えばこうなるのか?

クレームをだすのは容易い。
しかしこういう認識になってしまったホームを根本から変えるのは無理だと思う。
この季節に私がやるから手出し無用とも言えない。
情けないし腹立たしいが、皆に迷惑を掛け捲っている母を思うと
強く言えないのがなおいっそう口惜しい。


少し前に駐車場で以前から知っているスタッフに偶然会った。
「若いスタッフに代わったけれど、上手にやっているわね」というと
「そう?」と彼は言った。

あれは「まったく甘いな」という意味だったのね。
彼は前の組織に共感して働き始め、私も前の組織に感動して母を入居させた。
前の組織が大きな会社に飲み込まれたとしても
退職したり退去したり出来ない。

頭痛の種はどこにでもあるのだ。

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