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February 23, 2007

駄目な私

昨夜は何で好きな物を着続けてはいけないのか
考え込んでしまった。
ウールは汚れを弾くのに・・・

しかしホームに入るなり言われた私は
「着替えさせるわ」と反射的に答えたんですね。

「あれ好きなのよ」 とか
「汚れています?」とは言わなかった。

何となく、スタッフ向けの返事をしてしまう。

部屋でインナーを替えさせても又そのワンピースを着る母を
気に入っているんだなと見ていたけれど、
出かける私達に
「着替えていないじゃない」とリーダーは不満気につぶやいた。

私はいつもそうなんだ。
へらへらホームで過ごして、帰ってきてから
何でその時に言わなかったのだろうと
ウジウジ考える。
駄目なんだわ。

以前こんな事もあった。
夕方みんなで外出をするという。
母は知らない、聞いていないと言ったけれど
着替えさせてホールへ降りていった。

そうしたら皆コート姿だ。
車で出かけると聞いていたけれど外にも出るんだと思った時
リーダーが母を見て
「E子さんこの格好で行くんだって」と大きな声で皆にいいました。
泣きそうになった母に慌ててコートを取りに行って着せましたけれど。

これは明らかに苛めでしょう。
母をけしかけて怒らせる人がいるとそのリーダーに聞いたけれど
事情が良くわからない母を囃し立てるのは性格が悪くないかい。
先生が生徒を苛めるのと同じで責任者が入居者をあげつらう。
どうせ忘れてしまうからいいと思っているの。

私がいなかったら、独りコートを着ていない母は悲しくて怒り
孤立したと思う。
「コート着てねって言ったでしょう」なんて怒られて。

この時も私はハラハラしたけれど
「母はすぐ忘れます。私が居たのだから教えてくださればいいのに」
って言えなかった。

意気地なしの私はずっと憶えていて
ここに書いている。馬鹿みたい。

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Comments

教育の力じゃないのかしら。特に日本の女性は反論を許されず、協調や奉仕を家庭でも学校でもたたき込まれましたから、とっさの時にでないのです。反論できなかったことは、昔のことでも時々悔しく思い出すことがあります。難しいですよね。

Posted by: さなえ | February 23, 2007 at 11:07 PM

私は逆に「言わなきゃよかった・・・」と落ち込むことのほうが多いです。
「言えばよかった」のほうが、まだ穏やかでいいですよ。

Posted by: けろりん | February 25, 2007 at 06:48 PM

このリーダーさんて、介護者のことですよね。介護のプロとして、どうかと思いました。このブログを書かれた方のお名前がわかりませんでしたが、優しい方なのですね。お母様のためにも、施設のためにも思ったことは言われたほうがよいですよ。

Posted by: やまどり | February 26, 2007 at 09:52 AM

>さなえ様
さなえさんでも、悔しく思い出すことがあるんですか?
教育よりも性格かもしれない。
真面目に書くと、母親人質論ですね。
へらへらしているのも処世術っていや~ね。

>けろりん様
もう言わなくていいことは、結構言っているんですよ。
言わなければならない事が言えなくてね。

>やまどり様
このリーダー、疑問感じますよね。
良かったです、同意していただいて。
ホームと相対していると、訳がわからなくなります。
スポイルされないように頑張ります。

Posted by: mitsu | February 27, 2007 at 10:41 PM

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