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February 26, 2007

憂鬱

午前中にホームから電話があり
風邪をひいて寝ているとの事。

折角治ったのに、この気候じゃ仕方ないかな~と思ったら
「この間お嬢さんとお散歩にいらして寒かったのではないですか」
って、そうなのかもしれないね。

そう言われると凄く気になるのに
「ですから、いらっしゃらないほうが良いですよ」と話は続く。

仕方ないので病気になると林檎を食べたがる事、
呼吸器が弱い事など話して電話を切った。

着続けるワンピースの事も話題になったので
今日ははっきりと
「気に入っているので、着させてください」と言ったわよ。

でも今度は
「風邪薬が効いて、良くお休みになります。
昨日はレンドルミンを早くお渡ししたらすご~く長く寝てしまわれて」って
風邪薬を飲んでいる時に、レンドルミンはいらないじゃないの。

眠れないから飲むのであって、あ~何なんだろう。

憂鬱!!

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February 23, 2007

駄目な私

昨夜は何で好きな物を着続けてはいけないのか
考え込んでしまった。
ウールは汚れを弾くのに・・・

しかしホームに入るなり言われた私は
「着替えさせるわ」と反射的に答えたんですね。

「あれ好きなのよ」 とか
「汚れています?」とは言わなかった。

何となく、スタッフ向けの返事をしてしまう。

部屋でインナーを替えさせても又そのワンピースを着る母を
気に入っているんだなと見ていたけれど、
出かける私達に
「着替えていないじゃない」とリーダーは不満気につぶやいた。

私はいつもそうなんだ。
へらへらホームで過ごして、帰ってきてから
何でその時に言わなかったのだろうと
ウジウジ考える。
駄目なんだわ。

以前こんな事もあった。
夕方みんなで外出をするという。
母は知らない、聞いていないと言ったけれど
着替えさせてホールへ降りていった。

そうしたら皆コート姿だ。
車で出かけると聞いていたけれど外にも出るんだと思った時
リーダーが母を見て
「E子さんこの格好で行くんだって」と大きな声で皆にいいました。
泣きそうになった母に慌ててコートを取りに行って着せましたけれど。

これは明らかに苛めでしょう。
母をけしかけて怒らせる人がいるとそのリーダーに聞いたけれど
事情が良くわからない母を囃し立てるのは性格が悪くないかい。
先生が生徒を苛めるのと同じで責任者が入居者をあげつらう。
どうせ忘れてしまうからいいと思っているの。

私がいなかったら、独りコートを着ていない母は悲しくて怒り
孤立したと思う。
「コート着てねって言ったでしょう」なんて怒られて。

この時も私はハラハラしたけれど
「母はすぐ忘れます。私が居たのだから教えてくださればいいのに」
って言えなかった。

意気地なしの私はずっと憶えていて
ここに書いている。馬鹿みたい。

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February 21, 2007

オバサンは疲れた

室内履きの新しいのを持って母のところへ行ってきた。

ホームの玄関近くではお歌の会の準備をしている。
「ずっと同じワンピースを着ていて着替えてくれません」
と私の顔を見るなりリーダーが言う。
「他のものは、後ろにボタンがついていたりするから
あれしか着る物がないんですよ」なんて事も言う。

年寄りが同じものを着続ける事は良くあると思うし、
下にブラウスなりカットソーを着て
ウールニットのワンピースを着ているので
それほど汚れないと思うのだけれど、いけないの?
お風呂も入っているし、下着靴下は毎日着替えているし、
インに着るカットソーは着替えているのに。

前のリーダーの時は、違うワンピースを着続けた。
その時も大騒ぎされたけれど、汚れていないのに何でだろう。

昼間は暖かかったので、お散歩に行った。
帰りにひなまつり、ひなまつりと騒ぐので、お花を買った。
ラナンキュラスとかすみそうを買って包んでもらうと、
今度はスイトピーを買うと言うので追加してもらう。

夜、電話をするとお花が綺麗だと喜んでいる。
「ねえこれどうしたの?」
「一緒に買いにいったでしょう」
「えぇ?知らない。この街の花屋に行ったの?」

言った事も、見た事も頭の中に留まらなくなってしまった。

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February 13, 2007

眼の話

若いころ、異常に眼が良かった。
検眼表の上から下まですべてが読めた。
遠視だけれど眼の筋肉が若くて十二分に調節できたからだ。

良く見える眼を生かして、目を酷使する仕事をしていた。
中年、まだ中年と思っているころに老眼は以外に早くやってきた。

遠視の乱視で老眼というのは、最悪で近くから遠くまで
どこにも焦点が合わない。
検眼のおじさんが、眼が疲れるでしょうと同情してくれた。

苦し紛れに色々めがねも作った。
読書用、中近両用、街歩き用(疲れ眼防止用)

そして50代になって、コンタクトに挑戦した。
仕事で出かけた時、手元の見本帳を読書用でみて、
会場内は街歩き用にかけ替える。
これが煩わしくて、弱い度数のコンタクトを入れ
手元の物を読むときは眼鏡をプラスするやり方を考えた。

コンタクトの使い方を最初に教えてもらった眼科の
若い女性は近眼の人に教えるように私に言う。
鏡に近づいてよく見てくださいって、近づけば見えないのに
私は遠視なんですよ。

2軒目の眼科の指導でやっとコンタクトを使えるようになった。

それから外出時は快適に過ごしてこられたが
最近は大分老眼が進んだようで、コンタクトを入れるときに
手元がよく見えなくなってきた。

いやだなあ、これからどうしたら良いのだろう。
細かい仕事はおよしなさい。ってことかしら。
部屋の照明のグローブは取り外し、スタンドもバイオライト使用、
不調なPCも買い換えて、もう工夫する所がない。


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February 11, 2007

甘酒と牛すじ煮込み

息子の介護のつもりのドライブで神奈川県愛川町まで
お酒を買いに行った。
蔵元直営店「大矢多門酒店」

プレゼント用にしぼり立て原酒「蓬莱」と純米酒の2種類を選んで
醸造元の酒粕なら美味しかろうと、
傍のケースの上に置かれていた酒粕も思わず買った。
粕漬でも作ろうかと思っていたのに、
なぜか殆ど飲んだ事もない甘酒を作る気になった。

酒屋さんでくれた説明書に簡単なレシピがあり、
・・栄養価の非常に高い・・・というくだりに惹かれた訳だわ。

塩一つまみと、生姜の絞り汁も入れたがそう上手に作れなかった。
肝心の栄養価はと思って調べてみるとウ~ンあるのね。
何回も味見をしてカロリーオーバーになりそう。

牛すじはネット検索したレシピで作ってみた。
2回茹でこぼして、やわらかくなるまで煮て、
半分取り分けて冷凍し、なべの残りに野菜とこんにゃくを入れ
しょうゆ味で炊いてみた。
こちらもど~も間抜けなお味。
明日煮詰まったら美味しいだろうと思うけれど
煮汁の他は殆ど残っていない。

たっぷり残ってしまった煮汁をどう使うか。
これだから料理は楽しい。

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February 07, 2007

責任

夜中に息子と母の薬の事を話していたら
「ホームに任せたら。あなたが考える事じゃないでしょ」
と言われた。

そうなの?

私は余計な心配をしているのかしら。

しかし、前回の薬騒動の時はかかわって良かったと思っているし
スタッフ達があれは何だったんでしょうという位
今は落ち着いている。
ホームの方針を再確認できたことも収穫だった。

このホームは経営者の考え方に共鳴し、施設も立地も良く見て決めた。
それなのに、大手に吸収されて尊敬していた経営者は別に事業を始め、
入居時のリーダー、スタッフ共全員が退職した。
その後もスタッフは次々入れ替わる。

事ある毎に、自分の考えを話し、
ホームの意見を聞いて進まなければ不安で仕方がない。

近い将来老人になる私は、息子の考え方に驚いたけれど
彼らしいなと合点がいった。

合点がいっても途方もなく空しい。
自分で自分を主張できなくなる日に、
身内に心配してもらえない。

私の老後は厳しい。

しかし母のホームを選び入居を決めたのは私であるから
母の生活が少しでも快適にと、気を配るのは当然だと思う。


少し気落ちしていたら、息子が寝る前にやってきて、

「何か間違いました?」と聞くので
「私の責任は重いわ」と答えておいた。


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同じ穴の狢

狢(むじな)って難しい字を書くんですね。
貉とも書く。

「女性は子供を産む機械」発言を聞いて反射的に思い出したのは
石原都知事の「ババア」発言。

柳沢厚労相 女性を「出産する機械」とも例える発言
1月28日10時34分配信 毎日新聞
 柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した。講演は年金・福祉・医療問題に関するもので、出席者によると、柳沢厚労相は少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたという。少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、今後批判を強く受けそうだ。

そして、石原都知事のは

これは僕が言ってるんじゃなくて、松井孝典が言ってるんだけど、〝文明がもたらしたもっとも悪しき有害なる物はババァ〟なんだそうだ。〝女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪です〟って。男は八〇、九〇歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む力はない。そんな人間が、きんさん、ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって……。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。
『週刊女性』 2001年11月6日号 (インタビュー記事)

こう続けて読むと、女性は本当にかわいそうな生き物じゃないの。

そして今日また柳沢さんが発言した。

2月6日11時18分配信 毎日新聞
 今後の少子化対策については「結婚し2人以上の子どもを持ちたいという(若い人の)極めて健全な希望にフィットする政策を考えていかないといけない」と話した。

この人には今の世の中が全然認識できていない訳で、
夫婦と子供2人が一般的な家庭という古い規範からどうしても離れられない。

1人っ子は不健全か、なんて不毛な議論をするよりも
まともな考えの人(ふつうの人)に代わっていただかないと
厚生行政は正常にならないのではないだろうか。

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February 02, 2007

睡眠導入剤をどうするか

母は定年前に胆石の手術をして、その時に不眠症になった。
外科の先生ご愛用のハルシオンを薦められて、飲み始め
ハルシオンの副作用が問題になったころからはレンドルミンに変えて
現在まで20年以上飲み続けている。
睡眠導入剤に対する依存は強くて、
旅先で薬を忘れたことに気づき大騒ぎしたりする。
(そういう時は私も持っているので分けてあげる)

その薬はもう必要ないし、最近のめまいも遅く飲む薬が原因じゃないか
とリーダーが主張し、しばらく様子を見ることになった。

昨夜12時過ぎに母から
「寝る前の薬もくれないし、もう家に帰る」と電話が来た。

ちょっと待っていてといったん電話を切って
ホームに問い合わせる。

「12時までに飲まないときは差し上げません」
やり方がどうも・・・
「興奮していて逆効果だから、渡してください」と頼む。

方向は同じだと思うがリーダーと私の考え方は微妙にずれる。
薬を使わない、なるべく使わないというのは同じだが、
それは薬を取り上げるというのではない。

この薬を飲めば安心と思っているのだから、
何か害のない他のものに変えられないか
と私は考えている。

整腸剤かなにかないだろうか。

薬剤師にブラセポ(偽薬)はあるのかきいたら、
あれはだいたい*****を使うけれど、
医者の処方がなければ駄目だし、糖尿があるから駄目でしょう
と言われた。
なんでこういうときにホームの医者が相談に乗ってくれないのだろう。
申し訳ないけれど、ホームの意向に沿っているようで、
利用者(患者)の気持ちには無神経な感じがする。

やさしくていい先生だと母は言う。
リーダーは私も信頼していると思っているようだが、違う!

前回、「ここではそういう介護はできない。他に行ってもらわないと」
と言った人が母の事を親身に考えてくれるとは思わない。

母の命を預けている。

リーダーも信頼したいけれど、常に不安がある。
母が想定以上のキャラクターであることは認める。
こういう人だと母が見抜いているのだから
それを超える技が欲しい。

さっき夜勤の人と話したが、
寝る前に必ずのむのが習慣になっている人から取り上げるのは
かえって興奮するから逆効果なんですよとわかっていて
早い時間にお勧めするから大丈夫と言ってくれた。

同じように考える人がいて安心した。

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ホームにて 10

ホームに行くと母は風邪をひいて寝ていた。
眼の所までお布団を引き上げてすっぽり埋まっている。

「誰?歩き回っているの」と聞くから
「あたしよ」と答えた。
「そう」・・・
でも眼も開けない。

お布団を持ち上げてみると
ちゃんとワンピースに着替えたまま寝ているので
パジャマなどを洗濯をする事にした。

「そこにいるの誰?」
「あたしよ」
「そう」
寝たまま頷く。

時間があるので辻元清美さんの国会質問を聞きながら
その辺を片付ける。

「何をしているの?」
「お片づけ」
「余計なことしないでよ」
寝たまま怒る。

スタッフが3時のおやつを持ってきたら
ようやく起き上がった。

「あたし寝ていたみたいだわ」
「いつきたの?知らなかった」

スタッフがすかさずポカリスエットを持ってきてくれたが、
ひどい風邪声で、誰かがうつしたと早速文句を言う。

どうも夢の中でお話していたようだ。
寝ているとかわいそうだが、起き上がると元気そうというか
元に戻ったので、安心して帰ってきた。

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