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June 15, 2006

弱音が吐けない

母の介護を始めてかなりへこたれた頃、
何気なく息子に言った。

「あ~もう現場に戻れないかもしれない」

仕事を休んでいた私としては、「そんな事ない」とか
「大丈夫」とか言って欲しかったのだと思う。

でも息子は怖い顔をして
「そんな意気地なし嫌いだ」と言った。
思いがけない反応に、
それ以来、子供に弱音が吐けなくなった。

現場に戻れぬ侭、7年目に突入し、
本当の意気地なしになった私は
メーカーの内見会にも行かれなくなった。

誰かに、
あーどうしよう。現場復帰難しいよね。なんて話たい。
話すだけでいいの。
何もしてくれなくていいの。ただ聞いていてくれればいいから。

欲求不満が溜まって、文字どおり
お腹はぷっくりよ。

私の周りは皆ご高齢で、若いもんがうだうだ言えない雰囲気がある。
何だか嫌だなァ。血管でも切れそう。

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Comments

こんにちは。子供はいつまでも親にスーパーマンを期待します。私も愚痴をこぼすと娘に手ひどくやっつけられます。まあ、そのためにブログを始めたようなものです。荒い言葉を使うなとか、好き勝手言っているとか、自分たちの定めた母親の理想像から外れると文句を言われますが、自分は自分、母親も人間だと言うことを示すことが子供のためでもあると思って続けています。ブログを読むことでmitsuさんの辛さを、たとえ今はできなくとも、後で多少なりとも理解してくれるのではないでしょうか。

Posted by: さなえ | June 18, 2006 at 11:43 AM

さなえさん。ありがとうございます。
息子は母の変わり様に唖然とする時期はとっくに過ぎ
日に日にトロくなっていく私を心配そうにみています。
野坂昭如の「粗忽の人」のように、仮老を使ってみても
すぐに本物に変わりそうで怖いですよ。

Posted by: mitsu | June 20, 2006 at 12:43 AM

mitsuさま
 相当お疲れなのですね。うーん ゆっくり たっぷり睡眠をとらせて差し上げたいです。例え 眠っていらっしゃったとしても、熟睡ではないのでしょう。
mitsuさまは、私と違って、きっとどんな時も、颯爽としかも綺麗で魅力的だと思います。それは、やっぱり生まれつき備わった感性です。 (今日の私、昨夜 洗髪したままで横になったので、朝起きたら、髪があっち向いたらこっち向いたりバサバサでした。 スプレーのトリートメントでなんとか落ち着かせましたが、それはひどい有様! それでも平気で出勤しました。 女を捨てた????つもりはないのですよ。)
 
恐れるな わたしは あなたとともにいる 
     イザヤ41.10
 
 
 

Posted by: だんばらぴっぐ | June 20, 2006 at 02:12 AM

ちょっと寄りました 弱音は吐けない そうですね 私も母が認知症で施設に居ます。毎週2回は、面会に行きます。疲れて行くのは辛い日もあります。ともに過ごす時間が大切だと思い、短い時間ですが認知症の母に合わせると時間はゆっくり流れて行く。弱音は吐けない 重い でも今まで自分の仕事中心で過ごしていたスタイルを 仕事中心ではなく 自分中心に変えたのは こういうシチュエーションだと思いました。自分を大切にしないと介護はできない と。制限された自分の行動の中で自分を大切にするのは難しいですが。

Posted by: blue | June 24, 2006 at 11:40 PM

>だんばらさま。今日は随分元気になりました。

恐れるな わたしは あなたとともにいる 
     イザヤ41.10

いい言葉をありがとうございます。通いの介護の頃より、ずっと楽になっているのに、私が年をとったと言うことかしら。

>blueさま。
はじめまして。私も母のホームの部屋に行くと、とてものんびりするのです。
もっと頻繁にきたいな~と思いますが、家に帰ってくると雑用に忙殺されて間が空いてしまう。
上手に時間を使って、母も家族も自分も仕事も大切にというのはなかなか荷が重いです。

Posted by: mitsu | June 27, 2006 at 12:51 AM

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