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June 26, 2006

ナメクジ、モグラ、そして餓鬼。

今現在の憎きもの

ナメクジは種蒔きした芽を根こそぎ食べてしまう。
今の時期は葉っぱを食べ、花を食べ、ついには枯らしてしまう。
ヌメヌメ、ヌラヌラ ア~~気持ち悪い!

いろいろ薬を試したが、
薬を食べて死ぬなんて悠長な奴はいないし
結局新聞で見た捕獲作戦に乗り出した。

石鹸水を入れた容器を用意して見つけ次第
箸でつまんで落とし、死んでもらうのだ。

日が暮れてから懐中電灯を使って捕獲するのが一番らしいが
暗闇も怖くて、あまりはかどらない。


次にモグラ。

これはもー信じられない奴!

花壇の土を柔らかくして腐葉土を入れ、甦る土を入れ耕し
植物が元気に育つようにして、ペチュニアとコリウスを植えた。

ある朝見に行くと、ボッコン、ボッコン4ヶ所も土が盛り上がっている。
その山の裾野にコリウスが斜めになって・・・

許せない。振動と臭いが嫌いというから、クレゾールでも撒いて、
土の表面をたたいてやる。


そして餓鬼。

私はブロック塀の内側にプランタースタンドを取り付け
そこにパンジーやペチュニアを植えている。
道からは花だけが塀の上にのぞき、とても綺麗で評判も上々。

ある日お向かいさんが花の手入れをしていると、男の子が2人、
私の家の門を出たり入ったりしている。
気になって見ていたら、あっという間に塀の上にあるプランターを
地面に叩き落して、逃げていったという。

呼ばれて見に行った時には底を上にしてプランターと花がころがっていた。
拾いあげて植えなおしたけれどショックすぎて何の感情も起こらない。
後遺症として、子供の声に敏感になったが、
正直何をするかわからず、怖いなと思う。

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ケアプラン・洗濯について

スタッフには手出しさせない洗濯物についての相談があった。

下着、タオルの類は自分で洗っていて、
その他のパジャマ、ソックス、普段着は私が行った時に洗う。

ホームでは私が担当している部分をやりたいという。
サービスとしてうたっているし、家族も負担だろうという話。

私としては体調の悪いとき、2箇所の洗濯機、乾燥機が共に使用中の時は
途方にくれる。

でもね、母はお洒落で気が向くと日に何回も着替える。
食事会や外出の時は勿論着替える。
だからちょっとしか着ない洋服が椅子の上にうずたかく積まれている。
汚れ物が出ないと言って、気をもむ必要はないのじゃないか。

同じものが気に入っていつも着ている時もあるが、
お風呂も入っているし、臭うわけでもなく皮膚が炎症起こした訳でもないなら
いいじゃないの、とこの↓本を読んで思いを強くした。

洗濯物を出さなくて困るのは本人ではなくホームなのだ。

洗濯物を出さないのは、もっと違った意味を持つと思う。
信頼関係が築けていないのではないかとか、
ケアが必要な母を弱者と見る眼を感じさせるのではないかとか。

「それぞれネットに入れて別々にお洗濯します」と言っていたが
少ないときは適当に他の人の物と一緒に洗っているのも目撃したので、
潔癖な母はスタッフに任せられないのだと思う。

ここまで書いていたら、3者に良さそうなアイディアが浮かんだ。

早速提案してみよう。

サービスに書いたからといって、無理やりやる事もないし、
他の事をやっていただいてもいいのにね。

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ケアマネの提案は以前このホームがやった事だった。

「お風呂に入っている間に似たような衣類と交換して
着ていた物を洗濯しましょう」という案。

これは広く使われている方法なのかしら。

前にこれをやられた母はスタッフにこう言った。

「あなた、この間お洋服をすりかえたけれど、好きな服を着てはいけない訳?
自分で出来ることは自分でやりますから放っておいてください」

正論だと思う。
老人ホームに入るとこんな目に合うの。

うっかりお風呂に入っていたら汚れ物を没収されるなんて
たとえ善意でも恥ずかしいよね。

どうせ判らないから大丈夫だと思っているのだろうが、
悔しさを押し殺してそこに居るしかない老人の気持ちはどう思うの。

前にスタッフもやった、今回ケアマネも提案した
この方法は素晴らしいことなんですか?


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元気がでる介護術

マーさんに教えていただいた三好春樹さんの
「元気がでる介護術」という本を読んだ。

介護と看護の違いとか、日本のお年よりのケアの仕方。
北欧のケアではなく日本の生活習慣に根ざしたケアが紹介されている。

読んでいて面白い。
介護の本で参考になったというものはあるけれど、
楽しい、面白いというのは初めての経験。

う~ん。確かに元気が出たぞ!

三好春樹さんは沢山の本を書いていらっしゃるけれど、私はこの本を選んだ。
新書版なので、エッセンスを読むのに楽に読める。安い。


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June 25, 2006

ケアプラン

先日、ケアプラン作成の話し合いに行ってきた。
家族が加わるのは初めてだという。

ケアマネとリーダーとスタッフが出席してくれて、
母のストレスを溜めないようにどう拘わっていくかの相談だった。

最初に看護士からクレームの出ていた母の暴言、暴力について説明があり、

言い方がきついので暴言と取られるが
「食事中だから、他でやってよ」という口腔ケアへの苦情は、至極まともな事で、
「自分達の仕事の効率がいいので同じ部屋でやっていましたが、
他のご入居者様からも苦情が出て、改善の方向で考えています」
と言われた。

又暴力は、躁鬱の方が躁状態の時に母に向かって行き、
その人をうるさいわね、と叩いたとか。
申し訳ない。

現在はとても落ち着いていて、あれは何だったのだろうと・・・
それで今回の話し合いになったのだが。

継続的に参加できそうな歌の会はどうかとか、
カラオケは単発なので次に繋がらないとか、
特別好きな歌う事をメインに考える。

母の職歴など、普段話さないことも質問に答える。

ケアプランに載っていてもスタッフが手を出せない
お洗濯をどうするかも、話題になった。

ケアマネの提案は特に新しいものはなく、
もっと病気が進んだ人ならOKかなという内容だった。

むしろスタッフが積極的に意見を出してくれていた。

長時間話して、母の部屋に帰ったら疲れがでたのか
頭痛と気分の悪さがセットでやってきて、思わず薬を飲む。
本当に軟弱である。

もっと何か出来ることはないかと考えながら帰ってきて
夜、参考書をアマゾンに注文した。

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June 15, 2006

弱音が吐けない

母の介護を始めてかなりへこたれた頃、
何気なく息子に言った。

「あ~もう現場に戻れないかもしれない」

仕事を休んでいた私としては、「そんな事ない」とか
「大丈夫」とか言って欲しかったのだと思う。

でも息子は怖い顔をして
「そんな意気地なし嫌いだ」と言った。
思いがけない反応に、
それ以来、子供に弱音が吐けなくなった。

現場に戻れぬ侭、7年目に突入し、
本当の意気地なしになった私は
メーカーの内見会にも行かれなくなった。

誰かに、
あーどうしよう。現場復帰難しいよね。なんて話たい。
話すだけでいいの。
何もしてくれなくていいの。ただ聞いていてくれればいいから。

欲求不満が溜まって、文字どおり
お腹はぷっくりよ。

私の周りは皆ご高齢で、若いもんがうだうだ言えない雰囲気がある。
何だか嫌だなァ。血管でも切れそう。

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June 06, 2006

閉塞感

いろいろな本を読み、人の話を聞き、
介護について考えていたら、とても疲れた。

以前のように明快にこうしたい、こうして欲しいという
自分の意志がぼやけてきて、
何か事ある毎に、うろたえるようになった。

頭が柔軟になったという訳ではなく、
おどおどして自信のない状態が続いているのだ。

閉塞感で頭も体も疲れてしまった。

ホームの人達が同じ方向を向いて仕事をしていない事が
私を疲れさせる。
ナースは看護の立場から物を言うけれど、
私達スタッフは全然違う見方をしているから。という報告を受ける。

私はホームの中は意見を統一して事に当たって欲しいと思う。
あの人はこっちの側だからなんて話は嫌だ。

ご家族様としては心の平安が欲しい。

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June 03, 2006

27日のETVワイド「ともに生きる認知症」

5月27日(土)午後7時~10時
NHK教育テレビ「ETVワイド」ともに生きる認知症 の
ビデオを見た。

認知症ご本人とご家族、又はDr.が出演され、普段の生活のシーンが流され、
これから何をしたいか?などのご意見を聞く。

ゲストのみのもんたさんが、
ご自身の5年にわたる実母の介護の話をなさった。

しかし参加した皆さんが、それぞれこれからも講演会を中心に活動したいとか
月に1度旅行をしたいとか、2人のお店を持ちたいとか話されている時、
これから、何にもわからないようになっちゃうんだから、
もっと長いスタンスで物事を考えなさいと言っていたのはどうだろうか。

まだ明日を信じて生きている人達、
少しでも進行を遅らせようと頑張っている人達に
悪くなった時のことを考えろと言うのは、必要かもしれないが酷である。

最後に「日本は遅れていて駄目だから、僕らは海外のパンフを集めているんですよ」
なんて言うのには呆れた。

痴呆というと、何にもわからない人というイメージがあるが、
少しずつ何処かの機能が落ちていく病気なので、
ごく普通のままの部分だって勿論あるという事を
教えてくださるために出られたのだろうけれど、
彼らはこの番組に出て、良かっただろうか。

私は不愉快だったと思う。

海外で介護を受けつつ豊かな??老後をおくる予定はないけれど
当事者と家族は穏やかな明日を信じて毎日生きている。
弱者になってみて実態に合わない制度に戸惑い、
何とか工夫して、皆の手を借りて頑張っているんだから。

司会の女性が、介護は子育てと同じですね。と感想を述べていたが、
それは全くちがいます。

痴呆症ご本人のご意見や気持ちも聞かせてもらいながら、
私は見ているのが辛くなった。
明るく現在の状態を語られるのも、辛かった。

又、当人が介護者について(この方の場合夫)、
「いちいち煩い、自分で気ままにやりたい」と言っていたのが
印象に残った。
私も「何でも1人でできるのに、何で口出しするのよ」と言われ
本気で腹を立ててしまった事がある。
病気なんだから、何を言われても平気というふうに
私は受け流せなかった。

「私はここで野垂れ死ぬんだから、余計な事しないでよ」
と何度も強く言われたのに、
事故を防ぎたいと私が選択した方法が果たして良かったのか
母の本音が聞きたい思いがある。

もう1つ、この放送とは関係ないが、
「あなたね、全室個室で最後まで介護いたします。なんて出来ないのよ。
病気が重くなったら数人一緒の部屋でもいいから
24時間介護じゃなければとても無理。」
電話相談の相手をしてくださった方の経験談を聞いて
自分の甘さを指摘された事も心に重い。

この番組も本人が出演して気持ちを話すというので
見たいと思ったが、病人はすべて同じ気持ちではない。

先日買ったパーソン・センタード・ケアの本を読み、
看護と介護の違いも少し勉強してみなければいけないね。

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