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July 31, 2005

境目がわからない!

認知症であるかないか、始めの頃はよくわからない。
同居していないと尚の事。
何か変と思っていても次の瞬間、まともになるので
思い過ごしと自分を納得させてしまう。

私の場合、99年の秋の個展に母が友人と2人で来てくれた時に
疑いは確信に変わった。

その日お友達は気にいったものを幾つか試着して
1点お買い上げくださって先にお帰りになった。

その後、終了まで待っていてくれた母と食事に行った。

ところが母は友人と来た事は憶えていたが、
試着したことやお買い上げいただいた事など何も憶えていなかった。
一緒に選んで、あれこれ批評もしていたのに、
「あの人何か買ったの?全然知らなかった」
「試着されたの見ていたでしょう?」と私
「そんなことしたの?」と母
その時間は画廊に3人しかいなかったのに・・・
スッポリ記憶が抜け落ちていた。

食事を楽しむ風でもなく、空白の時間を不思議がるでもない母を
私は頭の中も胸の中も妙に静まり返ったまま
「どうしよう、こんな風になってしまった」と見つめていた。

兎に角、来年の春までに今の仕事を終わらせて、
母の状態を見に行かなければと、
今思い出しても、息が詰まるような瞬間だった。

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Comments

一昨日のことトイレに入ったらでる時に戸が開けられなかった。「あけてください。」
すぐあけてくれた。隙間から金具が見えて鍵を掛けられたと思ってしまっていた。

「押してもだめなら引いてみな」という言葉を
思い出し引いたつもりが上手く引いていなかったことによる。

頭の後ろが重く多分血圧が高かったのだと
思う。こんな風にボケが始まるんだわと思うと
ドキドキした。

その日は「亡国のイージス艦」を観て三越で
ジャンコクトー展を見たので疲れてもいた。

三越のデパートの本屋の平積みには「脳をきたえる」各種の本が売られていた。

脳は人の臓器と取り替えるように取り替えたら人格が違ってきそうだ。

何もかも自然に受け入れられるようになるには修行が足りないことを実感する。
ここに投稿できるのはもう30年はないのではないか。25年はあるさ・・ね。

できるだけ続けて行きたいと思ったしいろいろな出会いや体験を楽しもう。

人に生まれたことを感謝しようと思った。

人の体液や血は乾いて何処に行くのだろうか。川の水のように空高く上っていくのだろうか。
薄みどりの川の流れを車窓より眺めて私のこれまでの恥多き人生とこれからを考えてみた。

今日は長女が9年前バプテスマを受けた記念日だと思いカマンベールチーズ、焼き鳥などを
買ってきてワインでお祝いをしようと気がついた。長女はより力強くなっていてうれしい。

しかしいつか私も俗世から離れた価値観で生きる時が来るんだと思っている。

Posted by: ぴょんすけ | August 01, 2005 at 12:11 AM

すてきなコメントありがとうございます。
こんな事書いていいのかな?とか
読みたい人なんていないのに何しているんだろう等と、迷いながら続けています。
でも25年、30年とこのblogで逢いつづけられたら素晴らしいですね。
もっとお仲間が増えるといろいろなお話が聞けて楽しいかもしれませんね。

Posted by: mitsu | August 02, 2005 at 04:09 PM

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