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May 16, 2005

詐欺商法 1

悪質リフォームで預貯金も全て失い、
家も競売にかけられて初めて隣近所の人や行政が気が付いた
というニュースがあった。
数日後680万の不要なリフォームをされた被害者の話もあった。
前者は認知症の姉妹が標的であり、
後者はやはり認知症のご夫婦だった。

事件が公になった事で、消費者センターや自治体が
いろいろ助けてくれるだろうけれど
この種の詐欺にあうことの予防と
被害にあってしまったあとの処理は簡単なことではない。

何故詐欺にあってしまうか。

お年寄り、特に1人暮らしの場合は過去の仕事や生活、そして今でも
1人でなんでも出来るという自信とプライドに支えられて生きていると思う。
そして本人が意識しているかいないかわからないけれど、淋しい。
人との会話も少なく殆ど付き合う人もいない。
煩わしくないけれども孤独である。
レジで言われた金額が聞き取れなかったり、
注意書きに気が付かなかったり、哀しい思いは中年の私だって始終経験する。
そう、しばらく行かなかったら八百屋が無くなったり、違うパン屋になっていたり
喪失感でなお淋しくなり自然に会話も減る。

そんな時、いかにも親切そうに優しい人はやって来る。
初対面の時、迎える方もそれなりの体面を繕うけれど
暫く話せば、どういう状態の人か当然プロだからわかってしまう。
それでもプロの優しい人は熱心に健康器具や布団やリフォームを勧める。

何故法外な金額のものを買ってしまうか(契約してしまうか)。

わかるような顔をして話を聞くのは、馬鹿にされない為だと思うし、
だってリッパに1人でやってきたんですものというプライドだと思う。
そして親切な優しい人が自分に対して話をしてくれる心地よさ、
話が弾めば弾むほど楽しくて、品物や工事内容に疑問があっても自分をごまかしてしまう。
ここまでいくと価格が高いという金銭感覚も、警戒心も薄れていく。

そうして訪問販売、点検販売は続き、次々販売に陥ってしまうのだ。・・・つづく

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