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April 12, 2005

若年性アルツハイマー

4月10日から朝日新聞で「若年性アルツハイマー病と共に生きる2組の夫婦」
という連載が始まった。
アルツハイマー病もそうだけれど若年性アルツハイマーは最もつらい病気だと思う。
いまだにはっきりした原因もわからず、進行を遅らす薬はあっても
治す薬はないし若年性は進み方が速い。
発病した頃は、本人も何かおかしい、何でこんなに物忘れをするんだろうと悩んで、
忘れないように沢山メモをとるようになる。

そうだったなー、なんて読んでいくうち、
最近は忘れないうちにメモをとっている自分と重なる。

例えば、家族の留守中に電話が来る。その事は憶えていて
「Aさんから電話があったわよ」と伝える。
その時「えッAさんだった?Cさんじゃないの?」なんて言われたら
もう自信がなくなる。
その確かめられるという行為だけでうろたえてしまう。
こんなに情けない人間ではなかったはずなのにと嘆きつつ、
これは単なる老化よね、病気じゃないわよね、なんておびえてしまう。

で、久しぶりに若年性アルツハイマーで検索したところ沢山ヒットした。
カミングアウトする人が増えたのか、患者が増えたのかわからないけれど
若年性の場合は若い娘さんが介護の中心になっているのが多く痛ましい。
淡々と書き綴られている記録を読んでいくと胸が苦しくなる。
今現在、小康状態の母も治るわけではないけれど、
平らかな時がなるべく長く続いて欲しいと切に願うのみである。

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