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August 03, 2004

心に残っている本

母のcareを始めた頃、プレゼントされた本がある。

「痴呆性高齢者ケア」グループホームで立ち直る人々
 小宮 英美著 中公新書

その中に重度のアルツハイマー病で、もう会話も成立しない男性が
オムツ替えをしてもらっている時に(そこの施設は立たせたまま、トイレで介助する)
「すみません、僕もこんなになっちゃって。自分のことができなくて」
と突然はっきりと言ったのだという。
介助していたケアワーカーは、心の引き締まる思いがした。
という記述がある。

これを読んだ時、私は頭を殴られたような気がした。

考えがまとまらなくて、おかしな(普通と違う)行動をしたり
話はとりとめもなくなっても、頭の中、心の中は変わらないと思う。
相手の問いかけや仕草は普通に受け止めているのに、
何か違ったことをしてしまう。
そんな病気だから、わかる部分で目いっぱい辛い思いをしていると
思うのに・・・

「呆けるが勝ちよ!な~んにもわからないんだから」
なんていう人がいる。

涙がでるくらい不愉快だ。 (mitsuの記録)
痴呆性高齢者ケア―グループ...中公新書 (1498)

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