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August 02, 2004

アルツハイマーと生きる①

今日の朝日新聞に「痴呆の思い 社会に発信」
という記事が載っていた。
アルツハイマー病と診断された人達が
「話せるうちに、ぜひ聞いてもらいたい」
と公の場で語り始めたという内容だった。

以前、アルツハイマー病でありながら世界中を講演して歩いている
女性のTV番組もくいいるように見てしまったが、
今回のはもっと身近に感じた。

この病気は、なにが原因で発症するかわからず、
治療法もわからないというのが現実である。

そして何が残酷といって、自分が壊れていくのを自覚しながら、
止める事も治す事もできないで生きていかなければならないことで、
進行を遅らすというお薬は出来たけれど、治す薬はまだない。

母も始めは何かおかしいと思ったはずだ。

「今日は疲れているのかもしれない」とか
「年のせいだわ、皆同じよ」とか自分を励ましながら、
生活していたのだと思う。

私が何か変と思って、母の掛かりつけの内科医に相談し、
「物忘れ外来」で様々な検査をしてもらった。
私の言う事などはなからバカにしていた母が
何日も一緒に病院に通ったのは、
自分の身に何かが起きているとうすうす感じていたからだ。

しかしその結果が出た日、母は病院に来なかった。

どうして来なかったのか聞くと
「私は何でもないもの」と言った。 (mitsuの記録)

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